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「人狼 JIN-ROH 」上映会&イベントレポ

(2008年9月27日  於:ザ・グリソムギャング&根ぎし)

2000年6月に公開されてから、早8年が過ぎた『人狼 JIN-ROH 』
しかし時間が経つ程、そのクオリティの高さを際立って感じる作品ではないでしょうか。
そんな作品をきめ細やかに作り上げた沖浦啓之監督をゲストに向え、上映会を開催しました。
意外な事に、沖浦監督の単独イベントは今回が初めてだったそうです。
劇場内には、Production I.G 様からお借りしたセル画や資料類を展示。雰囲気は満点。

トークイベントで沖浦監督は、当時を振り返りながら、興味深い話を沢山話してくださいました。
アニメーター一筋の生活に世間と距離を感じていた自分と、押井さんの描き出した主人公に共通性を見出した時、作品を作り上げる糸口を見つけた話。
公開がなかなか決まらなかった頃の心境から、公開に至るまでの状況や、ロングラン上映となった際の裏話。
好きな言葉が「タップ」で、嫌いな言葉が「締め切り」という監督らしい発言。
古いフランス映画の雰囲気・色調を意識していたとか、ヒロインの脚は「今考えるとちょっと太い(笑)」等、こういったイベントならではの話も聞けました。
今では貴重なポスターやパンフ等にサインしていただいた物を、沖浦監督からお客様に直接手渡しで配布して、イベントは終了しました。

監督作品第二弾製作中でお忙しい身でしたが、飲食しながらの懇親会にも出席していただきました。
普段は接することの出来ない沖浦監督とお酒を酌み交わし、お客様が大満足なのはもちろん、沖浦監督もお客様との会話を楽しまれたと後日伺いました。
Production I.G の広報の方も参加していただいたので、皆さん、他作品の裏話まで聞き出していたようです。
沖浦監督は仕事の都合で中座されましたが、その後もファン同士の会話は尽きる事無く、夜遅くまで宴は続いたのでした。

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